*以前、地震兵器のことを原田武夫氏が言及しているので、レポートで紹介させていただいたことがある。今回、「行政調査新聞」というブログに興味深い記事が載っているので紹介させていただく。今春のアイスランド火山噴火が日本に、冷夏をもたらすかも知れないと小生は考えていたが、偏西風の蛇行が、南半球に極寒をもたらしたようである。                                 

異常気象は天罰か?

気象兵器が壊した「自然」が牙を剥いた!?

世界中が異常気象に見舞われ、大被害が続出している。

レタスやキャベツなどの野菜価格が高騰したり、サンマの漁獲高が減るなど、庶民の生活を直撃する問題もあるが、そんな微細な話ではない。大洪水で数千人の死者が出たり、熱帯で氷点下を記録し、南半球では凍死する人間も続出。そして北半球は猛暑に襲われている。地球全体が異常気象に見舞われているが、どうやらこのウラには、科学に頼り切った人類に対する「自然の恨みが爆発」といった面があるらしいのだ。

猛暑と極寒

7月29日、ロシアの首都モスクワは38.2度を記録。130年にわたる観測記録史上最高の気温を計測した。この猛暑のため、川や湖での水死者も激増。7月までに300人超が犠牲となっている。またモスクワ近郊やロシア中部では、日照りによる乾燥と猛暑のため森林火災、泥炭火災も発生。住宅1200戸が被害に遭い、30人が亡くなっている。

ロシアだけではない。米国ではニューヨークで39.4度(7月6日)を記録。この日は冷房のため電力消費が跳ね上がり、1万8000所帯が停電。市内500カ所に冷房が効いた避難所が設置されたほどだった。サンフランシスコ州立大の調査発表によると、自動車に残された子供が全米で26人も熱中症で死亡したという(7月末日までの記録)。ワシントンやラスベガスでも、観測史上最も暑い7月を終えることになった。

中国では6月に南部の広東省を中心に豪雨・水害が発生。また7月下旬には東北部の吉林省でも洪水が発生。中国当局の発表では、7月末時点で死者968人、行方不明者は507人。被災者総数は1億3000万人超(日本の総人口)に達するという。家屋の倒壊は90万戸に及び、農作物を含めた経済損失は1810億元(2兆3000億円)。

パキスタンでは7月28日の豪雨で北部の河川が氾濫。洪水と土砂崩れなどで800人以上が死亡。国連は1929年以降最悪の被害状況で、パキスタン全体で100万人が被災していると報告している。



いっぽう南半球では、想像を絶する寒波が襲来している。ブラジル南部のマトグロソドスル州では、低体温症のため牛3000頭が死んでいる。ペルー南部の都市アレキパでは、冷え込みが氷点下17度に達し、家畜のアルパカが死ぬなどの被害が出ている。氷点下10度以下という“考えられない寒さ”にまで冷え込んだアルゼンチンでは、首都ブエノスアイレスで路上生活者などが多数死亡。通常は冬でも暖かい熱帯ボリビアでも0度近くにまで下がり、死者が出ている。7月中旬から南米を襲った寒波で、少なくとも200人が死亡するなどの被害が報告されている。

科学者による「原因捜し」

中国やパキスタンの豪雨、水害の原因を、学者たちの中にはこう解説する者もいる。「地球温暖化のため空気の対流が旺盛になり、豪雨を誘発している。また急激な都市化によって、雨が地中に吸い込まれず、大気中の水蒸気が増加していることも豪雨の原因だ」。

さらにロシアの猛暑や日照りについて、専門家はこう分析する。「大西洋北東部で高気圧が異常に発達したため、ロシアを猛暑が襲ったのだ」。

いっぽう南米を襲った寒波の理由は、このように解説されている。「ジェット気流の影響で低気圧が北上し、南極の冷たい空気が流れ込んだため、極端な寒波が南米大陸を襲撃した」――。

以上の解説を読んで納得された方がいたとしたら、よほどの天才か、または大間抜けだろう。「大西洋北東部で高気圧が異常に発達したから、ロシアが猛暑に見舞われた」というのは理解はできる。しかし、なぜ大西洋北東部に高気圧の異常発達が起きたのか。同じように南半球では、なぜジェット気流の影響で低気圧が北上したのか。ほんとうの原因にはたどり着いていないのではないか。

しかし科学者による「異常気象の真犯人捜し」は、真犯人を見つけないで他のものを見つけてしまった。これまで異常気象の原因とされた「CO2による地球温暖化」説では、この異常は説明しきれないということだ。

昨秋の気候変動首脳会合で、鳩山首相(当時)が「温室効果ガス削減目標」について、「2020年までに25%削減(1990年比)」と発表したことをご記憶されているだろう。25%削減とすれば一所帯当たりの負担が36万円になるという計算も、鳩山の前の麻生太郎内閣(自公連立)時代に提出されていたが、鳩山はそれを承知でこの目標を掲げたのだ。この結果、エネルギーを多消費する産業は国内生産拠点の縮小、海外移転を余儀なくされ、失業率の増加、経済失速を招いていることはご承知の通り。その根源の「CO2犯人説」が揺らいでいることを、鳩山前首相はどう考えているのだろうか。

真の原因は「偏西風の蛇行」

気象庁はロシアや米国の猛暑を「異常気象」としており、その主原因は、「偏西風の蛇行」にあるとしている。北半球では通常、偏西風は西から東へ吹くが、現在はそれが南北に波打つように蛇行している。偏西風が北上する東側では高気圧が発達して気温が高くなりやすく、南下する東側では低くなりやすい。

気象庁によると、ロシア西部では6月下旬以降、北上する偏西風の進路がほぼ固定する「ブロッキング現象」が起き、温度が上昇。米北東部では、7月上旬には大きく北に蛇行していた。日本でも7月初めは南下していたが、梅雨明けを境に北に蛇行した影響で、ご存じの通りの暑さが続いている。

偏西風の蛇行が北半球に異常気象をもたらした可能性は高い。偏西風蛇行こそ、猛暑の原因だとする説には納得できる。では次の問題は、なぜ偏西風が蛇行したかである。

偏西風蛇行の原因としては、日付変更線より東側の太平洋海域赤道付近の海面水温の変化(ラニーニャなど)、あるいは北極振動と呼ばれる北半球の気圧変動を初めとする、いくつかの原因が考えられるようだが、今年の蛇行の原因を特定することは困難だという。

いろいろ書いたが、つまり一言で言えば、今年の異常気象の真因は「わからない」のだ。わかったことは、これまで異常気象や地球温暖化の犯人呼ばわりされていた「CO2」は、真っ白ではないものの、直接の下手人ではなくなってしまった。

「気象兵器」という恐~い話

嘘かホントかわからない「怪?情報」の中に、「異常気象の真因は気象兵器HAARPによるものだ」というのがある。「HAARP(ハープ)」とは、“High Frequency Active Auroral Research Program”(高周波活性オーロラ調査プログラム)の略。

「ハープという気象兵器が…」と口にすると、友達を失うという話があるらしい。ハープは、米国の軍と科学者が一体となって研究を進めている、純粋な科学領域「高層圏大気状況研究プロジェクト」であり、これを気象兵器などと考えるのは、よほど程度の低い陰謀論者か、あらゆる厄災を「科学の責任」になすりつける似非自然愛好家だというのだ。しかしそもそも、その「HAARPハープ」なるものがどんなものなのか知らない限り、話題にもできない。

ハープとはこう説明されている。「大出力の高周波を電離層に照射して活性化させ、電離層の挙動や無線通信等への影響を調査することが目的」(ウィキペディアより)。あるいはまた「石油や天然ガス、レアメタルなどの地下資源を探ったり、活断層の調査で地震予知を行うための研究装置」といった解説にも行きあたるが、正直なところ、その全体像はさっぱりわからない。

そこで本紙は「HAARP情報」に詳しい2人から概要を取材した。(そのうちの1人は国家の某組織に所属する現役40代、もう1人は私学教授50代。両者とも匿名が条件だったので、残念ながら名前を記すことはできない。)以下がその内容である。

モスクワ・シグナルから始まった

事件の発端は1955年のモスクワ・シグナル事件だった。市販されている本や、ネット上でも、モスクワ・シグナル事件を探ることができる。だがそこに書かれている多くは、1976年に起きた事件の話で、それは駐モスクワ米大使館に勤務していた2人の外交官が、向かいのビルから照射された電子監視装置の放射線を浴び、ガンを発症させた事件と解説されている。モスクワ・シグナルに関しては、その他、1950年代の事件が説明される場合も、原因不明の熱や吐き気、頭痛などと表現される。だが正確に表現すれば、モスクワ・シグナル事件とは1955年に起きた「幻聴事件」が最初だった。その後もさまざまな事件が続き、1976年の外交官ガン発症事件にたどり着く。

モスクワの米大使館は、1955年の事件勃発と同時に、その原因が向かいのビルから照射されるマイクロ波にあることを掴んでいた。ソ連がなぜ米大使館に向かってマイクロ波を照射していたのか。それは米大使館が所有する盗聴装置を混乱させることが目的だったとされるが、真相は当然ながら不明だ。

マイクロ波の照射により幻聴が起きた――。当然ながらこの事実は米軍に報告された。すでに第二次大戦中からマイクロ波を使った電磁波兵器という発想は存在していたが、実現はしていなかった。

余談になるが、マイクロ波といえばすぐ頭に浮かぶのは、電子レンジだろう。電子レンジは世界最大のミサイル・メーカーであるレイセオン社の技師が発明し、戦後の1946年に特許を取得している。純粋な調理器具であるのに、巨大軍需メーカーから生まれた製品であるため、「殺人光線の技術が調理器になった」といわれることもある。

その後米軍では、マイクロ波を使ったさまざまな研究が行われた。幻聴についても、砂漠の真ん中で声を聞かせる実験や、雑踏の大都会でターゲットとなる1人にだけ音声を聞かせる実験などを繰り返したとされる。人影のない場所で声を聞いたり、人ごみの中で自分にだけ語りかける存在を体験した人間は、それを神と思ったり、宇宙人のメッセージと感じたかもしれない。

幻聴実験だけではない。マイクロ波の波長、出力、干渉等に関して、膨大な研究が進められたことは想像に難くない。また米軍は、戦時中の1943年に亡くなったニコラ・テスラの研究資料を引き継ぎ、超兵器の研究を行っていた実績もあり、これが合体された可能性もあるだろう。

ちなみにニコラ・テスラとはハンガリー生まれのセルビア人で、オーストリア、フランスを経由して米国に渡り、エジソン電灯で働いていたこともある科学者。1915年にはノーベル物理学賞受賞候補となるが、辞退。1917年にはエジソン勲章も辞退。電磁波を用いた全世界通信システムを研究し、これを「地球システム」と呼んだ。

42歳のころ、ニューヨークで報道関係者を集め、マイクロ波照射で2トンの鉄球を粉々に砕くという実験に成功。テスラ自身は「地球を割ることなど簡単にできる」と豪語していたらしい。その後はマイクロ波を使った「地震発生装置(地震兵器)」の研究を進めていた。またまた余談になるが、オウム真理教の科学大臣・村井秀夫は、自分はニコラ・テスラの生まれ変わりだと信じていたと伝えられる。村井を初めとするオウムの一団はテスラ博物館で地震兵器の設計図閲覧を希望したが、許可が下りなかったようだ。

さて、それではHAARPハープは気象兵器なのか? あるいは地震まで起こすことができる超兵器なのか? どう探っても答えは出ない。限りなく怪しいことは事実だが、それが兵器として運用されているかどうかは、恐らく当事者以外には理解できないようになっているのだろう。

ちなみに、今年3月に黄海で沈没した韓国哨戒艦も、ハープ兵器によるものだと解説する者もいる。またメキシコ湾のBP社原油流出事故(4月20日)もハープだそうだ。ホルムズ海峡で爆発事件が起きた商船三井のタンカーも、アルカイダが犯行声明を出していても「米軍ハープの攻撃」だと解説する方がいるらしい。怪事件の真相がバレそうになったとき、あれもこれも…と滅茶苦茶に流出、漏洩が起こり、肝心の話が見えなくなることがある。負け戦は戦線を拡大せよというが、ハープを操っている連中は、もしかしたら負け戦を戦っているのかもしれない。

電離層が遠ざかった

宇宙から地球を見た毛利衛さんも野口聡一さんも、いや、ひと度地球を離れ、宇宙から地球を眺めた宇宙飛行士たちは、誰もが地球の美しさに圧倒されている。それは漆喰の宇宙空間の中で、あらゆる存在と比べても桁違いに美しいのだそうだ。

その美しい地球を守るかのように、大気が取り囲んでいる。この大気の層ももちろん地球そのものである。大気の層の上部では、太陽光線や宇宙線などにより、分子や原子が電離した状態になっている。これが電離層だ。この電離層には、絶えず宇宙から宇宙線が降り注ぎ、昼間には太陽光線も加わり、電離層がなくなることはない。

電離層の厚さは全体で500~700キロ。層はD層、E層、F層に分けられ、F層はF1層、F2層に分けられる。D層は地表にいちばん近く、60~90キロほどのところにあるが、夜になると太陽光線が来なくなり、D層は自動的に消滅する。同様に、F1層とF2層も、夜には合体して1つのF層を形成する。

電離層のそれぞれの層は、長波、中波、短波をはね返し、地上に戻す。超短波(VHF)。極超短波(UHF)は電離層を突き抜ける。だから超短波、極超短波は反射を利用して電波を遠くに飛ばすという役目には向かない。電離層はさまざまな電波の反射、吸収、入射に重要な意味を持つ。それだけではなく、太陽や月が地球に与える諸々の影響に対して調整、調節を行っている面もある。潮の干満、潮位、太陽フレア(太陽大気の爆発現象)等による通信障害(デリンジャー現象)は、すべて地球への直接衝撃を電離層が吸収消化したと考えてよい。

HAARP(ハープ)」が気象兵器なのか、あるいは純粋な研究観測装置なのかは別として、HAARPの本格作動以来、電離層が上がっていることが確認されている。とくに上層のF層は、かつて150km800kmに位置していたが、それが200km960kmまで上昇してしまった。一説によると、さらに上に上がっているともいわれる。HAARPによって電離層が押し上げられてしまったのだ。異常気象の原因は、これで説明がつく。

HAARPが気象兵器か気象観測装置なのかは、もはや問題ではない。HAARPが電離層の状態を変え、それが“美しい地球”を乱していることは間違いない。

驕れる人類が作った科学装置が地球を壊し始め、壊されかかったことを自覚した地球が、人類に報復を開始した――。今年の異常気象の原因は、このように分析できるのかもしれない。

*参考資料 以前お送りしたレポートです。

「人口地震の可能性?」

*原田武夫氏のコラムより                              2007年12月20日

<特報>米軍施設“HAARP”の周辺で激しい電磁波を観測!!

私が最近、特に注目している米軍施設がある。それは、米国アラスカ州ガコナにある施設である。

米国が公表しているホームページよれば、“The High Frequency Active Auroral Research Program (=HAARP)”http://www.haarp.alaska.edu/haarp/index.htmlという計画に基づく施設である。ホームページを見る限り、そこには夥しい数のアンテナが広大なアラスカの大地に林立していることが分かる。

このHAARPについては、これまで多くの論者たちが、実に数多くの「仮説」を唱えてきた。これらは検索サイトで“HAARP”と入力すれば無尽蔵に出てくるので、ここではあえて繰り返さない。

その代わり、ここでは一つの「FACT(事実)」を示したいと思う。

このホームページには”ON-LINE DATA”http://www.haarp.alaska.edu/haarp/data.htmlと題するコーナーがある。これをクリックすると、アラスカ大学がこのHAARPの施設に設置した磁力計(magnetometer)における電磁波観測のデータを日本においてもリアルタイムで読み取ることができるのだ。しかも、このデータは1998年10月6日から蓄積されていることになっており、バックナンバーのデータも簡単に検索することができる。

そこで、読者の方々にはぜひ、次の日付の近辺の「データ」について検索してみていただきたい:

●近年の日本国内の主な地震

2000年10月6日 鳥取県西部地震 M 7.3

2001年3月24日 芸予地震 M 6.7 広島県南部。

2003年5月26日 宮城県沖で地震 M 7.1

2003年9月26日 十勝沖地震 M 8.0

2004年10月23日 新潟県中越地震 M 6.8 死者68人。

2004年11月29日 釧路沖で地震 M 7.1

2005年3月20日 福岡県西方沖地震 M 7.0 福岡県・佐賀県。

2007年3月25日 能登半島地震 M 6.9

2007年7月16日 新潟県中越沖地震 M 6.8 死者15人。

2007年11月26日 福島県沖で地震 M 5.9

●近年の海外(東南アジア、南アジア)の主な地震

2001年1月26日 インド西部地震 M 7.9 グジャラート州、死者2万人強。

2003年12月26日 イラン大地震 M 6.4 死者・行方不明者500人超。

2004年12月26日 スマトラ島沖地震 M 9.3インドネシア、アチェ(スマトラ島)。

2005年3月28日 スマトラ島沖地震 M 8.7インドネシア、スマトラ島沖。

2005年10月8日 パキスタン地震 M 7.6 死者約10万人。

2007年4月2日 ソロモン諸島で地震 M 8.0 南太平洋メラネシア。

2007年9月12日 スマトラ島沖地震 M 8.4 インドネシア、スマトラ島沖。

●近年の異常気象

・2005年8月23日~8月31日

ハリケーン・カトリーナ:米国南東部(フロリダ州、ルイジアナ州、ミシシッピ州)に被害。とりわけルイジアナ州ニューオーリンズの8割が水没。死者約1200人

・2007年11月15日、16日

サイクロン・シドル:バングラデシュ、ベンガル湾付近の南部各県(バゲルハット、ボルグナ、ポトアカリ)に被害。死者・行方不明者併せ4000人以上。

・2007年12月9日、10日 米国で異常気象 米国北西部、カナダ。

・・・・いかがだろうか?偶然にしては一致しすぎてはいないだろうか??

これらの「自然災害」の5日前から当日にかけて、強烈な電磁波がこのHAARP関連施設では観測されていることが(このデータに信ぴょう性があるという前提に立つと)これではっきりと分かるのである。

ちなみに、ここ数日の日本株マーケットを見ると、次のことを見てとることができる:

●いったん下落したゼネコン株がここにきて再び上昇し始めている。

●いくつかの電力株を見ると、明らかに不可思議な「下げ」あるいは「下げの後のやや上昇」が見て取れる銘柄がある。

そして最後に。

”On-Line Data”で日付を本日(2007年12月20日)にしてほしい。17日から18日、そして18日から19日に激しく磁力計の針が振れていることが分かるであろう。上記のいずれの「自然災害」と比べても、半端ではないほどの振れ方である。

願わくば、無垢な人々の命が奪われるようなことのないことを。

何人も、他者の意思に反する形で、その命を「マネーの潮目」を起こす道具としてもてあそんで良いはずがない。たとえそれが、彼らにとっての「神」の名の下においても。

*<原田武夫(はらだたけお)の略歴>

1971年 香川県・高松市生まれ

1978年 東京都・練馬区を経て、小平市に移り住む

1984年 桐朋中学校(東京都・国立市)入学

1987年 桐朋高等学校進学

1990年 東京大学教養学部文科1類入学

1992年 東京大学法学部(第2類(公法))進学

1993年 東京大学を中退し、外務省入省(外務公務員I種)

1994年 在ドイツ日本国大使館に転勤

ベルリン自由大学、テュービンゲン大学、ドイツ外務省研修所にて在外       研修

在ドイツ日本国大使館にて、大使秘書官および政務担当を歴任

1998年 帰朝

欧亜局西欧第一課配属

1999年 秋篠宮同妃両殿下の御訪独(「ドイツにおける日本年」)に際し、通訳       官(ドイツ語)を務める

2000年 沖縄サミットに際し、総理通訳(ドイツ語)を務める

12月より、再び東京・多摩地区(国分寺市)に居を構える

2001年 大臣官房総務課配属

「松尾元要人外国訪問支援室長による公金詐取事件」を皮切りに発覚した一連の外務省不祥事に際し、内部調査チームの主要メンバーとして、徹底した調査と内部監察組織の立ち上げに尽力する

2003年 アジア大洋州局北東アジア課配属

第2回日朝首脳会談、ジェンキンズ氏の帰国、拉致問題をめぐる日朝実       務者協議、さらには核問題をめぐる六者会合など、北朝鮮をめぐる外交       のフロンティアにて責任ある立場より奮闘する

2005年 外務省を自主退職

独立系シンクタンク「原田武夫国際戦略情報研究所」を設立、代表に就任

2006年 東京・丸の内に第2オフィスを設置

Yahoo!ファイナンスにてコラム「元外交官・原田武夫の『騙されない日本人のための投資戦略』」掲載開始

東京大学教養学部にて非常勤講師に就任予定(2006年4月~)

(私のコメント)

米国がすでに人口地震を起こせるという噂はだいぶ前から知っていたが、そんなことは、普通に話せるトピックではなかった。しかし、日本の東京大学という最高学府で学問し、外務省のエリートであった原田氏まで米国は怪しいと思っている現状を考えるとその可能性をある程度の日本人は知っておくべきだと思われる。

おそらく、「人工地震」というとほとんどの人は「そんな馬鹿な、人間が地震を起こせるわけがないでしょう」と言うのではないかと思われる。

小生が子供の頃には、人口地震のトピックは平気でよく、日本の新聞に掲載されていたものである。その類の記事が1978年「環境改変兵器禁止条約」が国連において正式発効してから、報道されることが極端に少なくなってしまった事実がある。逆に考えれば、そう言った兵器が現実のものになったから、報道されなくなったとも考えることができるのではないか。

<読売新聞> *「人工地震」で調べてみました。

No. ▼ 掲載日 見出し 発行形態 分類 ページ 見出し段数 図・表 写真

1 1894.10.05 帝国大学理科大学で人造地震の実験に成功 研究用の深井戸は3400尺に達す 朝刊 地球 3    
2 1935.06.01 地球を打診 至極簡単な設備 朝刊 地球 7   有
3 1936.08.23 揺らぐ揺らぐ・大地は揺らぐ もの凄い“人工地震”▽農民が逃げ仕度 朝刊 地球 7   有
4 1936.10.20 関門隧道の難工事に幸先よし吉報来る 人工地震に揚がる凱歌 ほか 朝刊 行政 7   有
5 1936.10.22 [解説・時のコトバ]人工地震 朝刊 地球 9    
6 1936.12.03 海底の爆破60回 人工地震に凱歌 関門打診の渡辺博士帰京 夕刊 国土・都市計画 3   有
7 1937.04.15 人工地震バンザイ!地底征服の無敵軍生る 学界の権威を動員 陸軍も掩護射撃 朝刊 地球 7   有
8 1937.06.03 火薬爆発で人工地震 550尺地下を探る やがて水底となる小河内村で 夕刊 科学 3   有
9 1937.08.24 [ラジオを利用し金鉱発見も可能?]=上/堀岡正家 夕刊 資源・エネルギー 4   有
10 1937.12.24 西の地震国へもたらす学術土産の数々 夫人同伴石本博士、イタリアへ 第2夕刊 学術 2   有
11 1938.02.18 揺れるぞ関東大震災以上 あす珍しい人工地震の実験 夕刊 地球 2    
12 1938.02.25 長期戦へ科学の進軍 千古地底に眠る宝 呼起す人工地震 夕刊 技術 2   有
13 1938.03.11 関門海底を揺ぶる“機械”の人工地震 渡辺博士が自信たっぷり 夕刊 地球 2   有
14 1938.03.26 地底の宝庫をさぐる、物理探鉱試験所店開き 初代所長に金原氏 第2夕刊 資源・エネルギー 2    
15 1938.08.04 人工地震今度は海底の宝探し 資源開発に陸と海で競争 夕刊 技術 2   有
16 1938.09.30 人工地震を起して、耐震防空ビルの実験 日大河野教授乗出す 第2夕刊 科学 2   有
17 1939.02.14 海底を探る新武器 朝鮮海峡に出動 渡辺博士苦心の“水中微動計” 朝刊 科学 7   有
18 1939.06.23 内地と大陸結ぶ海底隧道 夢物語遂に現実へ 来月地質調査開始 渡辺博士活躍 第2夕刊 国土・都市計画 2   有
19 1940.03.30 新鋭の水中微動計、海底の炭田発見 荻原学士、2か所で成功 朝刊 科学 7   有
20 1940.09.19 十国峠に人工地震 10月初旬「弾丸列車」の地質調査 朝刊 サービス 3

21 1940.09.21 [科学]弾丸列車の地質調査に弾性波式地下探査法/鉄道省研究所技師・渡辺貫 夕刊 国土・都市計画 3   有
22 1940.10.22 80尺の大砂煙! 十国峠、人工地震で地質調べ 朝刊 科学 7    
23 1940.11.16 玄海灘の海底を揺する人工地震 内地朝鮮トンネル、4月から地質調査へ 朝刊 行政 3 有 有
24 1941.05.06 玄海灘の底深く 「人工地震」実験 朝鮮海峡海底隧道 実現の第一歩 朝刊 行政 3   有
25 1941.05.31 北満で大人工地震 蜿蜒10キロに亙る空前の試み 今夏再び油田を探査 朝刊 資源・エネルギー 3   有
26 1941.07.14 こんどは朝鮮海峡隧道 解けた海底の謎 人工地震戦にまず凱歌 朝刊 アジア 3   有
27 1945.01.09 人工地震で対日攻勢 敵アメリカ、笑止な皮算用 朝刊 戦争 2    
28 1951.09.22 [いずみ] 朝刊 社会 3 1    
29 1952.12.07 釜石で人工地震 各地に感度、電話線切断騒ぎ 夕刊 資源・エネルギー 3 2    
30 1953.02.04 付近の住民飛出す 三鷹で“人工地震機”初実験 夕刊 地球 3 3   有
31 1953.09.13 人工地震で9名ガス中毒/釜石 夕刊 資源・エネルギー 3 3    
32 1954.11.14 関東初の「人工地震」 群馬野反池ダム 今暁・実験に成功 朝刊 地球 7 3 有  
33 1954.11.14 関東、信越をゆるがす 大成功の“人工地震”実験/群馬県六合村 夕刊 地球 3 3   有
34 1954.11.17 [都民USO放送局]人工地震実験 朝刊 社会 8 1    
35 1955.08.15 再度の人工地震 あす未明、野反ダムで 朝刊 地球 7 3    
36 1955.08.16 野反の人工地震・今暁実験 岩山吹飛ぶ爆破 関東9か所に観測陣 朝刊 地球 7 5 有 有
37 1955.09.23 [社説]人工地震と原爆 朝刊 地球 1 2    
38 1955.12.08 伊東で人工地震 偶然本ものとハチ合わせ▽関東に地震 朝刊 災害 7 2 有 有
39 1956.02.10 氷上で人工地震 涛沸湖訓練、後半に入る/南極観測 朝刊 地球 7 2    
40 1956.03.03 今暁、人工地震に成功 千葉 朝刊 地球 7 3    

41 1956.04.25 地質試験始まる 原子力センターの東海村 夕刊 資源・エネルギー 5 2    
42 1956.12.05 最大の人工地震成功 今暁、茨城で ふきあがる地下水6本 朝刊 地球 7 4 有 有
43 1956.12.05 各地で振動感じる 朝刊 地球 7 3    
44 1956.12.18 南極オリンピック 準備進む各国の観測隊 最大の冒険“横断” 朝刊 国際 5 4 有 有
45 1957.02.09 大陸に1泊して調査 隊長、昭和基地で指揮▽人工地震で氷山調査 夕刊 科学 5 4   有
46 1957.08.25 あす茨城で人工地震 朝刊 地球 11 3    
47 1957.08.26 震度5で大成功 今暁、茨城で人工地震▽各地で観測に成功 朝刊 地球 7 3   有
48 1957.09.07 原爆で人工地震 ネバダで14日に初実験/アメリカ 朝刊 地球 7 4    
49 1957.09.07 米、原爆で人工地震 夕刊 理工学 5 1    
50 1957.09.30 秋田の海底油田探し ふるさとのたより 海中でダイナマイト爆発 夕刊 社会 2 4 有 有
51 1958.03.05 人工地震に成功 御母衣ダム 夕刊 国土・都市計画 5 2    
52 1958.03.06 各地で測定に成功 御母衣ダムの人工地震 朝刊 国土・都市計画 7 2    
53 1958.06.15 人工地震を観測 御母衣ダム 採石のため大爆破▽“現場で震度2” 夕刊 地球 3 3   有
54 1958.06.15 筑波山などでキャッチ/御母衣ダム人工地震 夕刊 地球 3 1    
55 1958.06.17 落盤、30人が生埋め 御母衣ダムの工事場で建設作業員/岐阜県白川村 夕刊 事故 5 5    
56 1958.08.10 人工地震による観測開始 阿蘇火山へメス 夕刊 地球 3 1    
57 1958.08.11 こぶし大の岩石を降らせる 阿蘇の人工地震 朝刊 地球 7 1    
58 1959.02.21 恐怖の地震 正体を探る “爆破”で地穀明らかに 日本の東西で違う活動 夕刊 地球 2 3 有 有
59 1959.05.07 白い大陸の調査旅行 村山隊長から詳報 氷の厚さ2500メートル 朝刊 宇宙 9 3    
60 1960.05.24 海底に探る古代都市 スパーカー利用の新しい夢/奈須紀幸 夕刊 地球 4 3    

61 1960.12.27 大陸調査終える 正月も返上の昭和基地 朝刊 地球 9 3   有
62 1961.05.22 [教育映画評]新工法を学ぶ 御母衣ロックフィルダム 夕刊 映像 3 3   有
63 1961.06.30 ソ連で人工地震 スウェーデン発表 夕刊 旧ソ連・東欧 2 1    
64 1961.10.07 大がかりな人工地震 来月10日 新潟で東大など 朝刊 地球 10 3    
65 1961.11.10 深夜の人工地震 新潟で本土横断の地殻構造を調べる 朝刊 地球 11 2    
66 1961.12.15 [短信]駐ソ・アルバニア大使館員引き揚げ▽ソ連など近く地下爆発実験 朝刊 アメリカ 3 1    
67 1961.12.21 南極調査隊基地へ帰る 朝刊 地球 10 1    
68 1962.09.06 [焦点]地震は予知できるか 地殻変動までは… 時間・場所・大きさが難問 夕刊 地球 2 3 有  
69 1962.09.07 人工地震実験 群馬で行なう 朝刊 地球 11 1    
70 1962.10.31 “国土”の実体をさぐる 地質調査所80年の歩み 新しい技術生かして 夕刊 国土・都市計画 3 4   有
71 1963.09.01 9月1日 関東大震災から40年 大震災をどう防ぐ?▽地震分布図 朝刊 災害 17 5 有 有
72 1963.11.20 測定に成功 鳥取の大爆破実験 夕刊 地球 3 1    
73 1964.01.15 地球の内部本格調査へ 日本 深発地震に総力▽地震波で深部探査 各国の計画 夕刊 科学 4 4 有 有
74 1964.06.18 急げ防災科学の確立 まだ甘い地盤研究 被害広げる“流動化現象” 夕刊 国土・都市計画 3 4 有  
75 1965.03.31 [日本列島は生きている]=12 人工地震 地殻の構造をさぐる(連載) 夕刊 地球 3 4 有  
76 1965.10.23 大陸-日本、陸続き説を否定 人工地震調査結果発表 朝刊 地球 14 1    
77 1965.10.28 アムチトカ島(アリューシャン)で 米けさ地下核実験 朝刊 アメリカ 3 2 有  
78 1966.03.13 富士山に似た海山発見 「ふじ」インド洋で 朝刊 地球 14 1    
79 1966.04.17 人工地震で調査 信州大が松本地方の地質 朝刊 教育 14 1    
80 1966.09.15 日本列島の土台を探る 地下1・4キロに堅い岩層 大歩危の人工地震結果 夕刊 科学 4 3 有  
81 1966.12.22 ソ連の地下実験探知に 米、新方法を開発 核停交渉促進の期待も 国防省言明 夕刊 アメリカ 2 3    
82 1967.01.11 [カメラ・ニュース]昭和基地の本格空輸始まる 夕刊 美術 3 1   有
83 1967.03.09 [サイドライト]人工の革命 夕刊 アジア 1 2    
84 1967.07.26 [いずみ] 朝刊 社会 15 1    
85 1967.10.19 岩手県松川地区の調査を見る 人工地震で地熱開発 地下の蒸気ぴたり 夕刊 地球 3 4 有 有
86 1967.11.19 「松代地震」解明へ 大規模な人工探査始まる 朝刊 災害 14 2    
87 1968.05.18 [よみうり寸評] 夕刊 災害 1 1    
88 1968.06.17 これからの南極観測 ソ連の人工地震に協力 日米でオーロラ観測も 夕刊 地球 7 3   有
89 1968.12.16 期待集める南極内陸調査 極点到達目前の日本踏査隊 観測は点から線へ 夕刊 地球 7 5 有 有
90 1968.12.18 極点へあと30キロ 南極旅行隊 夕刊 地球 8 1    
91 1968.12.19 きょう南極点到達 旅行隊、準備を終わる 朝刊 地球 15 3    
92 1969.03.08 伊豆大島で人工地震 早期予知の大規模実験 朝刊 地球 15 2 有  
93 1969.10.04 月面へLM艇を落とし人工地震 アポロ12号の計画 朝刊 宇宙 3 2    
94 1969.11.21 アポロ12号 3人、母船で再会 LM切り捨て人工地震 夕刊 宇宙 1 4   有
95 1969.11.21 地震の波、30分も 月の実験 戸惑う学者たち 夕刊 宇宙 10 3    
96 1969.11.22 ロケットを月に衝突させる 13号で計画 夕刊 宇宙 5 1 有  
97 1969.11.26 月の地下に巨大な反響室? 米科学者 朝刊 宇宙 14 1    
98 1970.03.11 けさ伊豆大島で人工地震 夕刊 地球 10 1    
99 1970.04.11 明朝打ち上げ決行 アポロ13号 人工地震も実験 夕刊 アメリカ 1 4   有
100 1970.04.12 ショーから科学へ アポロ13号 “即席チーム”の大任 熱測定や人工地震 朝刊 アメリカ 5 7 有 有

101 1970.04.13 アポロ13号 月への中間点越す 夕刊 アメリカ 1 3    
102 1970.04.14 アポロ13号 今夜、月引力圏へ 朝刊 アメリカ 3 4    
103 1970.04.15 人工地震成功 第3段ロケット 月面に衝突 夕刊 アメリカ 1 2    
104 1970.04.28 “あらしの大洋”付近は深さ40キロまで堅い岩石 アポロ13号の人工地震 朝刊 科学 10 3   有
105 1970.11.07 世界最大の耐震実験装置 筑波山ろく 朝刊 地球 14 1    
106 1971.02.05 月面に人工地震/アポロ14号 朝刊 宇宙 1 1    
107 1971.02.06 人工地震や岩石採集 アポロ船外活動 まず4時間45分 夕刊 宇宙 1 4    
108 1971.02.26 人工地震で実験 房総、相模湾などで観測 朝刊 地球 14 2    
109 1971.11.06 大がかりな人工地震 13日から南関東の地下構造など調査 朝刊 地球 9 2 有  
110 1971.11.17 こんどは慎重 人工地震実験 大島と房総で 夕刊 地球 10 1    
111 1972.04.25 アポロ帰還軌道に 人工地震失敗 夕刊 宇宙 2 4    
112 1972.12.16 着陸船切り離し人工地震 アポロ17号 朝刊 アメリカ 5 1    
113 1972.12.19 アポロ17号、明朝帰還 月面の人工地震成功 朝刊 宇宙 5 4    
114 1973.08.30 地震 発生待つより 制御研究を 人工地震で発散 朝刊 災害 7 4   有
115 1973.09.01 [編集手帳] 朝刊 科学 1 1    
116 1974.12.27 京浜で異常な地盤隆起 1-2年で強震の心配 地震予知連絡会 異例の発表 朝刊 地球 19 6 有  
117 1975.02.23 震災に備え地層調査 都が人工地震実験 江東埋め立て地で 朝刊 地方 16 2    
118 1975.04.23 東京・埼玉境界に異常な落差 人工地震の実験結果 朝刊 災害 18 2    
119 1975.06.18 人工の地震・津波・干ばつ… 考えられる超兵器-ソ連紙報道 朝刊 軍事 4 2    
120 1975.06.20 恐るべき環境・気象破壊兵器 米ソで研究着々 一方で禁止条約草案も 121 1975.10.21 活断層首都圏に16か所 意外に浅い岩盤 都防災会議確認 朝刊 地球 19 4 有  
122 1975.12.09 「人工地震」内陸で成功 工業技術院 首都圏の地下解明へ 夕刊 行政 8 3    
123 1976.11.05 7日に人工地震 大震災に備え地下実験 15号埋め立て地 朝刊 災害 21 3    
124 1976.12.10 前兆さぐる地震実験 伊豆大島 爆発起こし観測 夕刊 地球 10 2   有
125 1977.01.14 駿河湾でドカーン 実験 漁民反対で暗礁に 地震予知 朝刊 地球 3 5 有  
126 1977.01.27 「駿河湾人工地震」を延期 朝刊 地球 22 1    
127 1977.02.26 「震度7」がやってきた 都内で初 世田谷に“起震車” グラリ試乗、悲鳴 朝刊 災害 20 4   有

128 1977.03.15 [話の港] 夕刊 地球 9 1    
129 1979.01.18 昭和基地で人工地震初観測 朝刊 地球 22 1    
130 1979.08.30 [よみうり寸評] 夕刊 災害 1 1    
131 1980.03.31 [雑々ボックス]地球の太古の裂け目▽注文多い撮影会 夕刊 地球 3 1   有
132 1980.11.25 「ふじ」南極へ 人工地震など地殻調査に重点/第22次南極観測隊 夕刊 地球 14 2   有
133 1983.03.09 人工地震で地盤・地質調査 13日・夢の島などで 朝刊 国土・都市計画 21 1    
134 1984.03.12 人工地震大きすぎた! 新幹線ダイヤ乱れる 震度「1」の予定が「4-5」 朝刊 地球 23 4 有
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 ところで、米国では、太平洋戦争において本土決戦を唱える日本に対し「戦意を喪失させるには地震・津波攻撃」が有効手段であると、最後まで検討されていたようである。

 このことをニュージーランドの外務省の情報公開法に基づき、1999年に公開した極秘外交文書が裏付けている。

「米政府は第二次大戦の末期から地震・津波兵器の開発を進めてきた。ニュージーランドの沖合いで実施された津波爆弾『プロジェクト・シール』の実施では30メートルを超える津波の発生に成功。日本を降伏させるために、この津波爆弾を使うか、原爆を投下するか検討されたが、精度が高く、効果が大きい原子爆弾が使用された。」

 実際、ニュージーランドで研究開発にあたっていたコンプトン博士が米軍の極秘作戦において中心的な役割を担っていた。同博士は、その後もビキニ環礁での核実験を視察し、津波兵器と核兵器の比較検討を継続して行ったという記録が残されている。

 また、2005年4月に米国で公開された「地震を使った対日心理戦争計画」と題する米軍機密文書(1945年、CIAの前進である米戦略事務局OSSによって作成)によれば、第二次大戦末期の1944年にカリフォルニア大学のバイヤリー教授を中心とする地震学者たちが総動員され、「日本近海のどこの海底プレートに強力な爆弾を仕掛ければ、人工的に巨大な津波を起こせるかシュミレーションを繰り返した」という。ここでいう「強力な爆発物」とは、言うまでもなく「原爆」のことである。この文書には「日本本土攻撃作戦」の副題が付けられ、「悪魔の攻撃」と呼ばれる章では、「日本人の目を覚まさせるには地獄に飲み込まれたと思わせる必要がある。そのためには、地震を恐れる日本人の特性を徹底的に突くべし。地震攻撃に勝るものはない」と結論付けている。

 当時の米軍における研究開発部門の責任者であったスタンレー・ロベル博士やマーシャル・チャドウエル博士の分析によれば、「日本の周辺にある海底の地震プレートをピンポイントで爆破すれば、巨大な津波を発生させることが可能となる。

 目標とすべきプレートの周囲に8キロ以内に爆弾を仕掛ければ、1年以内に狙った場所で地震を起こすことができ、津波も誘導できる」この秘密文書の最後には「地震・津波攻撃の目的は日本人をパニックに陥れることで、神国日本や軍部独裁に対する不信感を醸成することにある。日本人が国家を捨て、個人の生存を第一に考えるようにするためのショック療法ともいえる」と記されている。時間の経過を考えれば、今日こういった技術がどれほど進歩しているかは、言うまでもあるまい。

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